JTIのマイホーム借上げ制度を利用した買い替えメリットについて
JTIのマイホーム借上げ制度を利用した買い替えメリットについて
Sumai-pro編集部です。
この記事では空き家対策などにも注目されている(一財)移住・住みかえ支援機構(JTI)のマイホーム借上げ制度を、特に「住み替え」時におけるその他の処分方法にはないメリットをご紹介いたします。
移住・住みかえ支援機構 について
(一財)移住・住みかえ支援機構(JTI)は50歳以上のマイホームをJTIが借上げ、子育て世代など若年世代を中心に貸し出しを主とする機構です。
2006年4月に有限責任中間法人移住・住みかえ支援機構として設立されたのち、2008年12月1日名称変更等を行い、一般社団法人「移住・住みかえ支援機構」となっています。
一般社団法人「移住・住みかえ支援機構」HPより
万が一の場合に備え、(一財)高齢者住宅財団に債務保証基金が設定されており、JTIは基金の登録事業者になっています。万が一の場合に備え、(一財)高齢者住宅財団に債務保証基金が設定されており、JTIは基金の登録事業者になっています。
ライフスタイルに合う家への住み替え
ご利用されておられるなかで多いのは、ライフスタイルの移り変わりで住まいが住みにくいと感じている世代(50歳以上)が処分方法の一つとして選ばれているようです。
家族で住んでいたお家も、子供たちはみな家を出てしまい、この家は「大きすぎる」「駅が遠すぎる」「親の家の近くに住みたい」「坂が多い」「家の階段が面倒」など購入時とは大きく変わったライフスタイルに合う家への住み替えを希望での例でみてみましょう。
安定した収入として住宅ローンの審査に収入合算が可能
売却する?賃貸にする?借上げ??
と数ある選択の中から「借上げ」のメリットの一つとして今回は「次の住宅への住宅ローンへ安定した収入として住宅ローンの審査に収入合算が可能」
つまり借上げのため収入が一定であるため、収入合算ができる。
売却してしまえば、売却益は得られるが、所有権は移転してしまう。
賃貸にすれば、一定期間の貸し出し実績がなければ収入合算してもらえない。
など、他の選択肢では得にくいメリットがあります。
そのため上記のような「住み替え」が可能になります。
実際、金融機関から借りることができるというだけでなく、若い時のように長期間の住宅ローンは避けたいなかで、短い期間で支払いが問題なく計画的に返していけるということです。
詳しくはJTIのサイトにてご確認ください。
https://www.jt-i.jp/index.html
しかし、少し専門的な文言も多くあり、ご興味ある方は窓口相談されることをお薦めします。
実際に自分の家は貸せるのか?などご相談してみてください。
相談窓口は全国に
相談窓口は全国にあります。
上記サイトで多くの相談窓口を紹介されていますが、一部を紹介いたします。
相談窓口のある自治体が多くあることもこの制度が相談しやすい点ではないでしょうか?
また工事などの助成金なども同じ窓口で相談できるところもあるようです。
広島
株式会社 ミライ・エ
739-1700
広島県広島市中区橋本町9-7 穴吹広島ビル5F
岡山
株式会社 穴吹ハウジングサービス(岡山駅前営業所)
700-0815
岡山県岡山市北区野田屋町1-1-18 太田ビル1F
兵庫
兵庫県住宅供給公社 住宅企画部
650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目18番2号 兵庫県公社館内
大阪
大阪府 住宅まちづくり部 都市居住課
559-8555
大阪府大阪市住之江区南港北1-14-16
大阪市立住まい情報センター
530-0041
大阪府大阪市北区天神橋6-4-20
京都
京都市住宅供給公社 京 安心すまいセンター
604-8186
京都府京都市中京区烏丸御池東南角 アーバネックス御池ビル西蒲4階
和歌山
空き家相談センターわかやま
640-8158
和歌山県和歌山市12番丁9リヴァージュ十二番丁502 一般社団法人ミチル空間プロジェクト事務所内
奈良
奈良県 県土マネジメント部 まちづくり推進局 住まいまちづくり課 住まい企画係
630-8501
奈良県奈良市登大路町30
愛知
公益社団法人 愛知県宅地建物取引業協会 (空き家総合相談窓口)
451-0031
愛知県名古屋市西区城西5丁目1-14
岐阜
岐阜県住宅供給公社 管理課
503-0807
岐阜県大垣市今宿6丁目52番18
静岡
静岡市 都市局建築部 住宅政策課
420-8602
静岡県静岡市葵区追手町5-1
住み替えに強い味方
一般財団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)は高齢者住宅財団から債務保証基金が設定されており、基金の登録事業者です。
基本50歳以上でしかご利用いただけませんが、ライフスタイルの変更で住み替えを検討されておられる方はお近くの相談窓口でご相談してみてはいかがでしょうか?
金利の安い今なら、売却せずに安定的な収入を得ることにより住宅ローンを組んで住み替えする。そんなことも可能になっています。