2020 1 9

「中古住宅 VS 新築住宅」 断熱材から考える正解は・・?

「中古住宅 VS 新築住宅」 断熱材から考える正解は・・?

中古住宅購入者の60.7%が・・

アットホームが公開しているデータでは中古住宅購入者の60.7%が新築住宅と併せて検討されているとのデータがでています。多くの方が新築住宅と中古住宅どちらの方が良いのか?と悩みを持ったまま家を探されています。

 

「予算のことを考えると中古住宅かな・・?」
「長く住むのならば新築が良いのかな・・?」
それでも中古?新築?と悩みは深いです。

 

 

この記事では中古住宅が新築住宅だった時の断熱性能をまとめたものです。
中古住宅を検討する際に忘れがちの「住みやすさ:寒さ・暖かさ」についての参考になれば幸いです。

今もない新築時の最低限の断熱性能ルール

2020年1月現在、新築時の最低限の断熱性能ルールは未だありません。新築として建てられた中古住宅、当時も最低限の断熱性能のルールはありませんでした。

現在の新築ですら「住みやすさ:寒さ・暖かさ」について新築というだけでは保証されているわけではないので、中古住宅となるとよりわかりにくいのが現状です。

ほとんどが壁や天井の中の断熱工事、通常では見ることができません。

中古住宅が建てられた過去がどんな断熱性能になっているかを推測するには、その当時の断熱目標はどうなっていたかを紹介していきます。

 

断熱基準変遷 の模型

先日丸産業(奈良県)様がインテックス大阪で展示会をされておられた断熱性能の変遷をわかりやすくしたものをつくっておられました。御担当者様のご厚意でご紹介させていただけることとなりました。すごくわかりやすいです。

断熱等性能等級2
昭和55年基準
壁 グラスウール 25mm
天井 グラスウール 35㎜
床 ポリエチレン系樹脂 25㎜
窓 単板ガラス アルミ

断熱等性能等級3
平成4年基準
壁 グラスウール 45mm
天井 グラスウール 75㎜
床 ポリエチレン系樹脂 25㎜
窓 単板ガラス アルミ

断熱等性能等級4
平成25年基準
壁 グラスウール 90mm
天井 グラスウール 155㎜
床 フェノール系樹脂 45㎜
窓 ペアガラス アルミ

(上記例は一例となります。他にも多くの断熱関連の製品があります。)

戸建は寒い。マンションは暖かいの間違い!?

マンションだから暖かいというのは間違いです。
マンションであってもの最低限の断熱性能のルールはありませんでしたので、
断熱材がどれだけしっかり入っているかはマンションシリーズによってまちまちです。

昭和55年基準時のマンション、例えば平成前後などでは寒いというお話はよく聞きます。(↓断熱材の入っていない昭和50年代のマンション)

リフォームするときは断熱も考える。

断熱が十分でない家にお住まいの方は、

冬寒く、夏暑い。
そして、エアコン等の光熱費がかさみ、
壁・窓のカビ・結露がでてしまいます。

十分でない断熱性能を改善する工事のことを断熱リフォームと呼ばれます。
またこの断熱リフォームには補助金等もあり、リフォーム会社への見積もりだけでなく、このような補助金を利用してもらえるのかどうかについても併せて相談しましょう。

残念ながら、平成31年度補助金申請はすでに終了しています。令和2年の予定をチェックしておきましょう。
https://sii.or.jp/meti_material31/uploads/brochure07.pdf

断熱リフォームとは? 旭化成建材製品の使用する場合

断熱リフォームと言ってもどんなものがあるのでしょうか?
ここでは壁などを壊さないので短期間で解体費用など別途費用がかさまないで施工できる断熱リフォームを高性能断熱材ご紹介します。

 

 

旭化成建材さんが製造販売されている断熱用製品で、熱伝導率0.020[W/(m・K)]と世界最高レベルの断熱性能

この性能がリフォームなどで省スペースでも高い断熱リフォーム効果が期待できると好評なのだそうです。

住宅以外にも航空機や新幹線などにも使われているらしいです。

≪製品HPからの引用≫
今までの壁・天井・床はそのままに断熱化を進めるので、仮住まいは不要です。壁や天井は「ネオマ断熱ボード」、開口部(サッシ)は部屋内から内窓を、床は床下収納庫等から床下に入り、床用断熱材「ネオマジュピー」を設置し、断熱工事を進めます。
工事は1部屋2日程度で進んで行きます。家具は、朝移動・養生をし、夕方に元に戻します。だから引越や仮住まいは不要です。

中古戸建なのか新築住宅なのか?

「中古住宅は寒い。から新築住宅にする。」
リフォームで快適な住まいに変えることができるのであれば、そんな考え方は間違えているかもしれません。

本当に自分たちに合う家は中古戸建なのか?新築住宅なのか?
そんなお悩みの方は、ぜひ断熱についての一考を追加してみてはいかがでしょうか?

Sumai-pro編集部
不動産のプロ

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