なぜ?事情がある人たちだけの相談を受けているのか?|(株)名鉄
なぜ?一般の不動産取引ではなく、事情がある人たち(ローン破綻・離婚係争・破産など)だけの相談を受けているのか?
15年前、競売になった友人の実家を救うことができませんでした・・・
同業である不動産会社に競売を取下げる知識の教えを乞いました。しかし、残念ながら、専門知識を持ち合わせた不動産会社はいませんでした。
競売をさけることに特化した不動産会社がないことを痛感し、以来、それらの事情を抱えた人たちだけを救うべく、不動産知識以外の知識を勉強し、新聞やホームページで集客しました。
多くの相談を受ける日々が続きました・・・
驚いたことに相談内容の多くが、専門知識の無い不動産会社に依頼したことで、最悪の状況(競売や差押え)になってからの問合わせです・・・
不動産業界には「業態」があることを世間に認知してもらうよう、活動を続けています。
不動産業界の「業態」と弊社の専門分野
一般の方には不動産業者「不動産で商売している会社」とひとくくりに見えるかもしれません。
間違ってはいません。実際、不動産会社には宅地建物取引業者免許や賃貸住宅管理業者登録制度など、その不動産関連の免許・登録は2つしかありません。
しかし、主な事業分野ごとに6種類の大まかな分類ができます。
デベロッパー(土地開発業者)
大規模な宅地造成やリゾート開発、再開発事業、オフィスビルの建設やマンション分譲といった事業の主体となる企業
(有名会社:三井不動産、三菱地所など)
仲介販売会社
賃貸物件や売買物件を仲介し販売することを事業の主体となる企業
(有名会社:住友不動産販売 アパマンショップなど)
不動産管理業者
分譲マンションの管理、賃貸住宅、オフィスビル等の管理といった事業の主体となる企業
(有名会社:東急コミュニティー、大和ライフネクストなど)
買取再販会社
不動産を買い取り、再度販売するといった事業の主体とする企業
(有名会社:カチタス インテリックスなど)
住宅分譲会社
ハウスメーカー・パワービルダー・ビルダーなど住宅を分譲などを事業の主体となる企業
マンション分譲会社はデベロッパーにも入ります。
(有名会社:大京 飯田グループホールディングスなど)
専門会社
不動産知識以外の専門的知識も取り扱い、士業や金融機関と問題解決を図る事業を主体とする企業
相談する理由によって相談するべき不動産会社が変わります。
不動産は人生を左右するほどの大きなものですから、相談するべき相手をしっかりと見極めてください。
主な事業分野が違うと得意・不得意が違います。
違う分野に相談することであなたが求める、または望む方向性ではなく、最悪の状況にもなりかねません。
もう少しご説明を追加いたします。この記事では特にお持ちの住宅や不動産(会社整理など)の売却するケースでの分野の違いを説明いたします。
売却時の不動産会社の違い
つまり
複雑な理由で売却する場合は「専門知識」を持ち合わせた不動産会社でないと最悪の状況(競売や差押え)になりかねません。
複雑な理由の主な事柄は
- 住宅ローンが払えなくなった
なりそうだ・不安だ。 - 会社が倒産・整理
- オーバーローン (※参照 用語説明)
- 離婚係争
- 相続問題が発生している
- 裁判所から「競売開始決定通知」が届いた
- 相続問題が発生している
など
最近は上記以外の理由で事情がある方も増えました。
専門知識が必要な案件も多く、その中には弁護士との橋渡しを必要とされる方もいらっしゃいました。
※参照 用語説明
オーバーローン:お持ちの不動産を売却してもローンが残る状態
オーバーローンは以下により、さらに悪い状況に陥る可能性があります。
- ローンを完済できるよう強引に高い金額をつけて販売すること
- 市場相場を無視して、高い価格でいつまでも売りに出し続けること
通常の不動産会社では専門知識の乏しさから通常販売しかできなかったため、無駄に時間を浪費してしまい、最悪の状況になってしまった案件が非常に多いです。
早期にお声掛けいただければできることもあります。
すごく残念なことです。ご注意下さい。
代表佐川より任意売却をお考えの皆様へ『私の会社が最も大切にしていること』
誰もがお金に関する相談を見ず知らずの他人にすることをためらいます。
それは、ごく自然なことと私は理解しています。
だからこそ、私たちの会社では、任意売却の実績や知識を語ることよりも、まず、私たちが相談してくださった方の心理的不安に配慮し、少しでも安心して話してもらえるような接し方や社内環境作りを何よりも大切にしています。
『何から話せばいいかわからない』と思っておられる方も、気にせずお電話ください。私たち相談員がゆっくり、ひとつひとつ丁寧にお聞きいたします。
今までのこと、今不安に思っていること、今後の希望など、あなたがお話できる範囲でかまいません。
まずは、そこから始めていきましょう。
あなたが、一日も早く不安な日々から解放される日を願って。