遊び心のある暮らしとは | 松村泰徳建築設計事務所
葛城市の松村泰徳建築設計事務所です。
建築士と家をつくる魅力の一つに”暮らしに遊び心を取り入れる”というものがあります。
遊び心のある家はどういったものか?
この記事では「遊び心のある暮らしとは」と題し、日々 施主様とともにより良い住まいへの提案の中で頻繁に出てくる遊び心をご紹介いたします。
これから家を建てたい、リフォームを行いたい、暮らしを良くしたいとお考えの方向けに住まいの改善を考える参考になれば幸いです。
遊び心とは
建築での遊び心とは、施主様の「どう暮らしたいのか?」をカタチした先にあるものではないか?と考えております。
「どう暮らしたいのか?」をしっかり考えていくことで遊び心は湧いてきます。
まずは具体的な遊び心のある住まいを紹介します。
アウトサイドリビング|遊び心のある住まい実例
この住まいには室内のキッチンの他に、外にもキッチンがあります。
窓を開けるのが気持ちいい季節になれば、お家の中だけじゃなく、外の空間も生活空間として取り込むことで暮らし方に広がりが生まれ、心地よく過ごすことができます。
解体・再構築|遊び心のある住まい実例
既存の納屋を解体する際に土・石・木・瓦など素材をストック、改修時に最大限再利用した。一度離ればなれとした素材を形を変え再会させました。
敷地が持つ固有性が改修で損なわれることなく、どこか懐かしくも新しい門屋や塀は、魅力ある景観づくりに永年寄与していけるものに生まれ変わった。
ご近所さんと築いてきた良好な関係を損なわない調和した暮らし方を提案できたと考えています。
ガレージハウス|遊び心のある住まい実例
建築主の要望は、自動車2台と大型バイクが入るビルトインガレージを持つこと。このテーマに対し、通り庭・中庭・バックヤードを組み込むことを提案した。
ガレージの中にいても住まいのどこからでも互いに家族同士で気配を感じることができます。
古き良いものと暮らす。|遊び心のある住まい実例
明治期建築を建替えた新築注文住宅
建築主ご夫婦は欧米系アンティークの愛好家でもあり、風合いをできるだけ残す。
回遊性を重視し多様な動線や全館空調方式など使い勝手もこだわった住宅。
解体前に再利用可能な材の選定を施工者と入念に行い、積極的に再利用することで古き良いものと暮らす住まいになりました。
住まいの遊び心はいろいろ
前述したように遊び心は「どう暮らしたいのか?」をカタチにした先にあるものではないかと考えています。ですので、「どう暮らしたいのか?」が人それぞれ違うため、結果 遊び心も人それぞれ変わってくるのではないでしょうか。
暮らしに遊び心を取り入れたいとお考えになりましたら、まずは「どう暮らしたいのか?」を想像してみてください。そして、共につくりあげていくために私たちがいます。
住まいによって暮らしが良くなっていきます。
遊び心のある住まいはお施主様の人生までも良くするでしょう。
「どう暮らしたいのか?」を追求して造られた住まいは美しく遊び心にあふれたものになるでしょう。
美しく、遊び心にあふれたお家を弊所ホームページにも多く掲載しております。ぜひ、ホームページでご覧になってください。