設計契約と工事請負契約について｜素住住研建築士事務所

 

設計図とはあなたから工事をする人への工事指示書です。

工事中何人もの職人が何度もこの設計図を確認しながら工事を行います。
どんなに良い施工業者でもあなたの想いが反映されていない設計図ではあなたの想いを叶えることはできません。

設計図はあなたの工事の最初から最後まで携わり、そして出来上がるお家は設計図通り。周知のことだと思います。

もう一言付けたすと、希望や思いが入った図面を手にいれることができれば理想の家が手に入ったも同然となるのです。

設計契約とはこんな設計図を作成依頼する契約です。

 

 

 

設計契約と工事請負契約について｜素住住研建築士事務所

家の取得方法には相談相手によって大きく変わり、どのタイミングで各契約をするのかも各社によって大きく違いがあります。

素住住研建築士事務所では以下のような進め方をおススメしています。

※ちなみに最近多くご相談受けるリノベーション工事でも同じ流れになります。ご参考にしてください。

 

 

施主にとってのメリット

• 高いデザイン性を追求することができる
• 設計契約後も違う工務店でも建築できる選択肢を選ぶことができる。
• 住み心地のプロである建築士と相談の上、住宅の建築ができる。
• 住宅ローンの検討を同時期にする必要がない
• 大きい金額の契約（請負契約）をすべてイメージがついてからできる。

施主にとってのデメリット

• 設計契約書に貼付する印紙代がかかります。（400円分）

 

以下のよう方には特におススメです。

• トータル予算に確信が欲しい方
• 知り合いの工務店がいる方
• 相見（相見積もり）をとりたいときに設備のグレードがバラバラでよくわからない。
• 家づくりの進め方が良くわからない
• じっくりと納得できる住宅を検討したい方
• 住宅ローン取り扱い金融機関に日程を急かされず、家に集中したい方

このように設計と施工を分けているには、素敵なお家を建ててほしい。
家づくりで失敗や後悔しないでほしい。
との気持ちがやはりあります。

上手に設計契約をご利用ください。

 

お問い合わせ・カウンセリングから設計契約を結ぶタイミングについて

弊社、素住住研建築士事務所では

打ち合わせ開始から半年程度後、打ち合わせ用図面ではなく、設計契約で書く図面は建築確認の申請ができるような図面が必要になったタイミング

と素住住研建築士事務所は考えております。

 

各社によってバラバラの設計契約

どのタイミングで各契約をするのか各社によって大きく違いがあります。
あるハウスメーカーでは1提案は無料、2つ目以降の提案からは設計契約をしてからという会社もあります。

カウンセリングを重要視している弊社、素住住研建築士事務所としては少し早すぎるかな、、と。

長い期間でのカウンセリングは重要です。
「失敗や後悔しない家づくりの方法｜カウンセリングの重要性」≫≫

設計契約では固まったイメージを申請できる図面にまで作成し、役所に対し事前相談・申請等を行い、建築確認等の相談ができるまでをさせていただきます。

 

 

設計契約→工事請負契約を結ぶタイミングについて

実はこの期間は1か月程度がほとんど。
なぜなら設計契約の前にほとんどの金額やイメージが完了していて、設計契約前は頭の中では「家が出来上がった。」状態になって頂きます。

 

相見積もり時のご注意

設計契約後出来上がった図面を持って、その他の工務店や建設会社にご相談いただけます。しかし、相見積もりは実は難しいです。ご注意ください。
仕様なども同程度でお調べいただくと相見積もりしやすくなるかと思います。
しっかりと設計契約内で設備、仕様まで決定させるようにいたしましょう。

もし、施工も弊社にお任せいただけましたら設計費用分をどこかで吸収できるよう実質割引できるよう努力致します。

あれもしたい、これもしたいと思う存分足し算を仰ってください。
私どもが行う住宅設計という仕事は引き算です。
お客さまのご希望を足して、必要かと引いて、コンセプトづくりから始めましょう。本当に必要な想いは半年間のカウンセリング後も残ります。

 

今、一度素敵だと思う家を想像してください。
インスタなどWEB上にある施工例でも良いです。お探しください。
コンセプトは絞られていませんか？

良い家、素敵な家は全て足し算ではなく、引き算でコンセプトを絞り、想いをカタチにしたお家なのです。だから細部にまで素敵さが詰まっているのです。

あなただからこそ建てられる素敵な住まいを建築士とともに建てませんか。お気軽にお声掛けてください。