【動画 付き】ウッドデッキ・ウッドフェンス の メンテナンス・再塗装方法
ボタニカル保護塗料のオスモカラーを提供しているオスモ&エーデルです。
この記事ではウッドデッキなど住宅の外に使っている木のメンテナンスについてまとめました。
- どうすれば長く安全に使い続けることができるのか?
- いつまでも綺麗に保つことができるのか?
そんな方法をお探しの方向けに情報を提供いたします。
皆様のウッドデッキが長くキレイに保つお役立ち情報になれば幸いです。
・【1分動画】ウッドデッキを長持ちさせる再塗装。
まずはウッドデッキの再塗装の流れを動画で見てみましょう。
(音がでます。音量ご確認ください。)
・ウッドデッキや外部の木は悪くなる原因は 木材腐朽菌 / シロアリ
ウッドデッキやウッドフェンスなどお家の外の木が悪くなってしまうのは「木材腐朽菌」「シロアリ」に襲われるからです。
木材腐朽菌 / シロアリには湿気対策
木材の成分セルロースなど栄養源を分解、繁殖し木を腐らせます。
湿気を好み、水分を多く含んだ木材では木材腐朽菌が増殖しやすくなり、生物汚染を生じさせ、木を腐らせていきます。
またシロアリも湿気の多い環境を好むため、この2つの要因には湿気対策が重要になってきます。
・木に合った湿気対策のできる塗料を使用する。
湿気対策のできる塗料には以下のような特長があります。
- 撥水性がある。
- 通気性がある。
撥水性だけあれば湿気対策できるのでは?とお考えになられる方も多いかもしれません。
しかし、通気性も木を腐らさないようにするためには重要なことです。
木は呼吸作用があり、伐採して木質材料となったウッドデッキの状態でも、依然として呼吸を続けています。
従って、保護塗料として、日曜大工で使用しているペンキやニスのような塗膜を作るタイプの塗料を用いることは避けましょう。
塗膜が木の呼吸作用を妨げ、木は窒息してしまい、かえってウッドデッキの寿命を短くしてしまいます。出典 一般財団法人 住宅金融普及協会(指定確認検査機関 国土交通大臣指定第6号)
塗膜とは??
塗膜とは塗ったところが硬化してできた膜です。
金属など呼吸を必要としないものと違い、木には健全な呼吸が必要です。
エポキシ樹脂系やアクリルやウレタン樹脂系を合成樹脂塗料と呼ばれます。これらは塗膜を作るタイプの塗料になるので、通気性がないものや少ないものが多く、塗料を選ぶ際はご注意ください。
・カントリーカラープラスの特長 その1
木にはオスモカラーにカントリーカラープラスが新発売されました。
ウッドデッキやウッドフェンスなどあらゆる外装木部古材の再塗装/塗替えに最適な商品として開発されました。
通気を妨げずに、撥水性を発揮します。
また国土交通省の品質試験に唯一合格している自然塗料オスモカラーのその他の製品と同様に、国土交通省の品質試験に合格している商品です。(国土交通省建築/木造工事標準仕様書SOP塗り適合)
年数が経っても硬くならずに浸透してしっかりと保護し、めくれ、剥がれ、割れ、ふくれが起こりません。
・ウッドデッキは過乾燥でひび割れなど変形し壊れてしまう。
保護されていないウッドデッキ・ウッドフェンスなどは上記で説明した湿気以外の理由でも時間とともに変化していきます。代表的なのは「変色」と「乾燥」です。
ウッドデッキの変色
保護をしていない木材は最初は明るい無垢の色だったものが、光や酸素、雨などで色が灰色や暗い色に変色していきます。
ウッドデッキの過乾燥
木を通気させることは重要だと湿気の段では説明しましたが、直射日光を日々浴びる外部にある木材は乾ききってしまうことがあります。乾ききった状態、過乾燥といわれる状態になってしまいます。
過乾燥すると木の繊維が切れてしまい・ササクレが発生します。
アウトサイドリビングのように素足で外に出ることでを考えていたのにササクレで怪我してしまうかもしれません。
危ないからと利用しないウッドデッキになってしまい、ますますウッドデッキの劣化を見る機会を無くしてしまいかねません。
※水性塗料では乾燥時にこのササクレが起きやすいです。
また乾燥が進むと反ったり、ワレてしまいます。
反り・割れから防ぐ方法
ササクレや反り、ワレを軽減するには過乾燥を防ぐことが大切です。
冬のスキンケアを想像していただくとわかりやすいかもしれません。
角層の深部まで浸透する保湿クリームを塗りこむことで肌の過乾燥を防いでいます。
塗料にも同じように木の表面の保護だけでなく深部に深く浸透して乾燥を防ぐ塗料があります。
スキンケアと同じように浸透する塗料で塗装することで木部をいつまでも美しい健康な状態に保ち、木材の反りやワレを軽減することができます。
・カントリーカラープラスの特長 その2
ボタニカル保護塗料のオスモカラー カントリーカラープラスは自然の食物油のひまわり油、大豆油、アザミ油、亜麻仁油をベースにした自然塗料です。
合成樹脂などよりも成分が細かく、深くまで浸透し、木を保護。過乾燥から守ります。
浸透性どれぐらい浸透しているのかは以下の写真をご覧ください。
左が塗膜を作る合成樹脂系塗料、右が植物油ベースのオスモカラーです、右オスモカラーは組織の中に入り込んで乾燥を軽減します。
外部におかれるウッドデッキなどは日々過酷な状況になりますが、オスモカラーは沿岸部や山間部などの厳しい気象条件での使用にも優れた耐候性が実証されている商品です。安全で環境にやさしい高品質な製品である証としてISO9001、ISO14001を継続取得しています。
・ウッドデッキを長持ちさせる再塗装 動画内容
塗装用具の一例
〇ローラー
〇バケット
〇マスキングテープ
〇テープ付養生シート マスカー
〇ウエス(汚れを拭く布)
〇まぜ棒
〇缶オープナー
〇紙やすり
〇ビニール手袋
⓪塗る2日前までに
よりきれいな仕上がりのために、塗装前にデッキブラシを使って水洗いし汚れを落としましょう。
水洗いしたら2日以上乾燥させましょう。
①塗料を開けて、よく混ぜてトレーへ。
シンナーなどで希釈しないでご使用ください。
①ローラーで塗るので作業楽々
しかも1回塗りで仕上がります。
注:#2101 ホワイトの場合、塗った後12時間後にもう一度塗ります。
②出来上がり
目安 経年10年の板 83㎖/㎡
経年20年の板 167㎖/㎡
経年30や焼杉板 250㎖/㎡
塗装面積、塗装回数は木の傷み具合によって増減します。
※ラフソーンやひび割れのある木材や古材は吸込みが多いので多くの塗料が必要です。詳しくはお気軽にご相談ください。
オスモカラー カントリーカラープラス カラーバリエーション