2019 12 12

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

あいさつ

大阪市を中心に注文住宅・リノベーション工事を行っているトラストスキルです。
工務店×建築士事務所である弊社は工務店と建築士事務所かねているので一貫した施工とスムーズな連動が特徴です。

ご存知ですか?建築業界では消費型社会(フロー型)から長期にわたってモノの価値が高いレベルで維持されるストック型社会への移行が進んでいます。

ストック型社会に適合した住宅の一番大きなメリットは「子どもへ受け継ぐこと」と言われています。子どもが受け継ぐことによって将来の住居費を助けることができ、ゆとりある生活の準備をすることができるという点です。

この記事では「子どもが残してほしい。」と言われる住宅を建てるために何をするべきかをまとめました。今後、家づくりの参考としていただけましたら幸いです。

「実家はいらない。」理由は良い家でないから??

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

良い家の定義は十人十色

最新の省エネ設備がついている家、高気密高断熱住宅、耐震性の高い住宅、高品質・低価格な住宅など・・・
「良い家とは?」との問いに昔からうたい文句のように使われてきました。

ここで一つの疑問が生まれます。

 

なぜ「実家はいらない。」と言われるのでしょうか?

良い家として売られたそれらの家は次世代に住まいをなぜ引き継ぐことができないのしょうか?

 

答えは良い家の定義にあります。
せっかく建てるのであれば次世代に残すことができる。そして子どもが喜ぶ家を建てませんか。

これからのストック型社会への移り変わりの時代に家も変わっていきそうです。
どのような家なら欲しいと言ってくれる家になるのか?

具体的に考えてみる機会なのかもしれません。

高耐久・高寿命住宅+デザインの可変性で次世代に引き継ぐときに古くない。

今現在も中古住宅と呼ばれ、販売されている住宅は多くあります。

その中でも築年数が30年を経過した住宅を古いと感じてしまうかもしれません。

 

しかし、今から建てるお家も同じように古く感じるものなるのだとあきらめているならば、間違っています。30年前はフロー型社会と呼ばれる時代、高度経済成長期・バブル期のお家は住宅寿命を重視されていませんでした。30年前の家でも古くない家が少なく、ほとんど住宅を古く感じてしまいます。

しかし、消費型社会(フロー型)から長期にわたってモノの価値が高いレベルで維持されるストック型社会への移行が進んでいく将来。

これからのストック型住宅では家は住まいの価値を保ち、次世代へ引き継がれる古くない住宅を建てましょう。

「古くない家」にするためには高耐久・高寿命住宅+デザインの可変性が重要となってきます。

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

 

【古くない家】高耐久・高寿命住宅

<住宅性能評価>
耐久性:劣化対策等級3[3世代の耐久性 75年~90年]
メンテナンス性:維持管理対策等級3[メンテナンスを容易にする工夫] 

住宅の寿命を延ばすために見えない部分にも工夫と劣化しにくい素材を使い、住宅を建てましょう。上記の性能評価などを目安にすることをおすすめします。

 

新築時はわかりにくい高耐久・高寿命住宅
しかし、古く悪くなってしまった家(ガタがきている家)は後世に残すことができません。

建築時に高耐久・長寿命住宅にすることでガタのこない家にすることができます。

住宅寿命がしっかりと残っている住宅は引き継がれ、残っていきます。

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

住宅寿命が長い≒将来の子どもの住居費を助けること

またストック型住宅を取り入れている国では将来、子どもの住居費が少ないという特徴があり、ゆとりある暮らしを用意してあげるという意味でも住宅寿命が長いということは、大きなメリットがあります。

たとえ子供が住まなくても賃借や運用ができる住宅。

次世代に引き継がれていきます。

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

デザインの可変性

どれだけ高耐久の家も使い勝手の悪い家は引き継がれません。

時代とともに移り変わる住宅のトレンド
例えばキッチンでは30年前、壁付けだったキッチンの形が見直され、家族と会話をしたり、子どもの様子を見守りながら料理ができる対面スタイルのカウンターキッチンの人気が高まりました。今ではほとんどがカウンターキッチンに変わりました。
これからも住宅のトレンドは変わるのでしょう。

 

引き継ぐときに変化できる・リノベーションをできるように工夫しておくことで、
トレンドに合わせた住宅にすることができ、価値ある住宅を残すことができます。

デザインを可変できる工夫しておくことはおくことは重要です。

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

経っても「好きだ。」と言いたくなる家

 

ダイニングテーブルに座り、リビングでテレビを見る奥様を見て「いいなぁ」と呟く。

 

10年・30年後も惚れ直す家を建てること

「好きだ。」と言いたくなる家を建てることで古いものにしない家にすることができます。

デザイン性など住む人のソフトな分野です。建築士が得意とすることです。

 

ふとした瞬間に「好きだ」と感じる。

住空間に心地よい景色があるとそんな思いをしていただけます。もちろん、「好きだ」と感じるところは人によって違います。

トラストスキルでは多くの住宅設計の実績を持つ建築士が在籍していますので、住宅のソフトな面を併せて設計に含めてご相談ください。
ご一緒に「好き」な景色を見つけましょう。

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

経年良化する無垢材

見えるところに経年良化する自然素材を使うことで馴染みを愉しむ。

床、建具など目に見える部分に無垢材を使用することがおススメです。
最近では室内壁や天井材にも無垢材を使われることも増えてきました。
無垢材は時とともに味わい深く良化していきます。

杉や桧など種類の違う無垢材を同時に使うことで様々な経年良化を愉しんでいただけるので、
一部だけでも取り入れたいですね。

 

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

(資料引用 株式会社マルホン)

 

ご両親が建築に参加して建てた家

住宅建築に自ら参加して建てた住宅は大切に日々お使いいただけるだけでなく、より家への深い愛着をもっていただるようです。親の思い出や愛着を知っている子どもさんだからこそ残したい・引き継ぎたいという気持ちになっていただけるのではないでしょうか?

【良い家の定義】30年後、子供に残す家の建て方

トラストスキルにはお施主様とともに住宅を建てる仕組みを整えています。
「築伝(CHIKUDEN)」と言うシステムを使い、いつでもどこでもスマホで建築現場の「今」を共有することで、進捗状況や役割分担、注意点など現場のさまざまな状況を把握することが出来ます。
「築伝(CHIKUDEN)」を使った施工についてはこちら≫≫

基礎工事から建築工事を身近になる事で、工事が完了してしまうと見えなくなってしまうところも毎日見ることができ、お施主様も自らの住宅建築にもご参加いただけます。
より一層の愛着をもって家と接し続けていただきたいと考えています。

 

住み継ぐ家を建てるために

ドイツでは住宅寿命は70年や80年

イギリスでは140年といわれています。

海外ではストック型社会に適合した住宅が今も利用されています。

 

お家が新築後30年経ったとしても住宅寿命は数十年先までまだまだ余裕があり、デザインもトレンドに対応でき、素材も良化された無垢材の家なら、ドイツやイギリスの家のように引き継がれる家になっていると思いませんか?

 

トラストスキルの考える「良い家の定義」にはそんな理念が入っています。
・子どもに残したい住宅・将来、子どもが欲しいと思える住宅
将来成長し、思い出を積み重ねた住宅を子どもが引き継ぎたくなるそんな良い家を予算内に納めながら建てませんか?

 

阪急京都線上新庄駅徒歩1分の場所に弊社トラストスキルの事務所はあります。

電車でのアクセスも良いところですので、お気軽にお店までいらしてください。

工務店×建築士事務所 トラストスキル
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工務店×建築士事務所ご自身も設計、大工に並ぶ「住むプロ」として現場に関わってきていただきたい。

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