古民家を保存対象ではなく、新築では味わえない快適な暮らしの素材と捉える
風雪に耐え、家族の歴史と思い出が刻まれた古民家を今のライフスタイルに合った住まいに再生いたします。古民家には地元で育った、今ではもう手に入らないような太い良材が惜しげもなく使われていることも多く、この良材を活かした再生した住宅は新築では味わえない快適な暮らしとなります。
古民家への取り組み
- 現代のライフスタイルに合わない「住みにくい」間取り
- 「冬は寒く、夏は暑い」断熱
- 「使いにくい」水廻りなどの設備新築
- 家全体が不安定のため耐震強度の不安 など・・
末永く住み続けていただくための設計・施工しなおすことで新築では味わえない快適な暮らしを叶います。
本当は残せるのならば残したいと考える所有者は多い
30年数年、古民家再生のプロとして古民家の所有者と接してきました。
「残せるなら残したいけど方法がわからない」
そのお気持ちを汲み取りご提案させていただきます。
部分再生も相談ください
一部屋だけ、家の一部だけの「部分再生」も可能です。良材を使われている古民家をリフォームする場合は十分な知識が必要です。全体の大規模な設計だけでなく、部分的な「お悩み」「ご希望」にもお声掛けください。
一部分の工事であってもその古民家が持つ魅力を損なわないよう注意する必要があります。
「一部分でも改悪な工事は極力避けてほしい。」
古民家再生のプロとしての想いであり願いです。
まずは状態調査・診断から
家の状況とご希望によって検討が必要になります。
まずは実際に状態調査と診断を無料で承っております。上記お問い合わせよりお声掛けください。
【対応エリア】
〇中国
岡山県 広島県 山口県
鳥取県 島根県
〇四国
徳島県 香川県 愛媛県 高知県
〇関西方面
兵庫県 大阪府 京都府
以外のエリアはご相談ください
【受賞】
1999年日本建築学会業績賞受賞(古民家再生工房)
2002年 「福武文化賞」受賞(古民家再生工房)
岡山県 6人の建築家の集まり『古民家再生工房』
「古い民家をモダンリビングに!」をテーマに1988年に結成し、これまで200軒以上の民家を再生してきました。
私たちの方法は、文化財の改修工事のような時間を止めた保存や修復ではなく、民家の持っている特質や良さを十分に生かしながら、新しい機能や現代的な感覚を加えることで、使われなくなった納屋や蔵、ごく一般的な古い民家に新しい命を吹き込み、現代住宅として甦らせ、使いながら次の時代に残していきたいと考えています。民家を再生することで職人さんの伝統的な技術の継承にも役立っています。再生された民家は古い物と新しい物が融合したもので、新築ではつくりだせない魅力的な現代住宅に甦ります。 古いものと新しいものの組み合わせに感性や思考が反映され、6人の個性が表されています。
(引用 古民家再生工房HPより)
【『古民家再生工房』の主な活動】
1988年 「古民家再生工房」結成
1993年 6人の共同作品「いかしの舎」完成
1997年 「『甦る民家』古民家再生工房展」を東京(日本デザインコミッティ主催)
と、ストックホルム(ストックホルム・王室芸術アカデミー主催)で開催
1999年 「日本建築学会業績賞」受賞
2002年 「福武文化賞」受賞
2003年 「民家は甦る/岡山『古民家再生工房』の軌跡」(建築思潮研究所)刊行
2009年 「甦る民家」 古民家再生工房写真展 いかしの舎にて
2017年 「古民家再生工房30周年記念 地域としての建築を考える〜岡山からの発信〜」展
【著書】
「古民家再生術」 共著(古民家再生工房 | 住まいの図書館出版局)
「民家は甦る」 岡山「古民家再生工房」の軌跡 共著(古民家再生工房 | 住宅建築別冊・55)